5月2日 おちよ。「あたまのなかのこえ。展」オープニングアクト
2019年5月2日におちよ。作品展のオープニングアクトが行われました。
ここで披露されたおちよ。の中の未完成なストーリーを少しだけ解説いたします。
ギターの音色。
それはおちよ。の世界への鍵。
重ねられる音色はゆっくりと形を作って行き、扉を潜り終える時には一度静けさが広がります。
最初に出会ったものは“言葉”。
とても儚くて、鋭くて、怖いものだけど、
曖昧で形をなさないそれを扱うにはとても難しいものだった。
何度も自分を殺して無くして、また出ていた自分を言葉で縛り付けて
心臓に何度も何度も切りつける様な苦しみがありました。
それから出会った小さな小さな「花」が放つ光に見とれ、思わず涙を流します。
どうかこの光がいつまでもなくならないように、消えないようにと願うのです。
そんな輝きを放つ光を求めおちよ。は「旅」に出ました。
様々な期待や裏切り、プレッシャーなどを感じながらも必死に生きています。
自分に“大丈夫、大丈夫”と言い聞かせながら。
旅の途中でおちよ。の旅の世界から現実に戻るため、またギターの音色が重なり合います。
現実世界で放ったものは「笑って」という言葉。
つらくて涙を流すことがあっても最後に笑っていれば全てが輝いて見えるのです。
最後に「Extension」。
広がる、拡張などといった意味の曲です。
このストーリーは広がっていくという意味で最後に披露させていただきました。
…いかがだったでしょうか。
15日の公演にどう繋がっていくのかを楽しみにしていただきたいと思います。
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