おちよ。東京の旅。 @星ノ夜ノボート

皆さまいかがお過ごしでしょうか。
おちよ。でございます。

東京のおちよ。旅は感慨深すぎて
長文になりそうですがよかったら最後までお付き合いください。

今回の旅の目的は東京でのライブ出演。
ずっと前から仲良くさせてもらっているグッナイ小形に
「私東京でライブがしたいんだ!!」
と声をかけたところ彼が直々に呼んで下さいました。

実は彼が音楽を始める前から知っていて、これは自慢でもなんでもないんだけど、
彼の歌声、音楽を奏でる姿が知り合った当時からとても好きだった。
彼が本格的に音楽をやり始めた時も見てたし、
まだまだ私が自分の音楽に向き合えていなかった頃から彼は私のことを知っている。

正式にアーティスト同士として対バンしたのは今回が実は2回目。
3年前の初夏だったかな。
グッナイ小形がまだ「火星人」だった頃で、ユニットで音楽をやり始めた頃だった。

そして今回3年越しの今回お互いの音楽を直接耳に通して感じて。
お互いに「すげぇいいじゃん。変わったね。」って言い合って笑顔とともにタバコの煙を一緒に吐き出した。
こんな時間が本当に尊くて、胸の奥からきゅーっと何かが込み上げてきて涙をこらえた。
今回の会場は『星ノ夜ノボート』さん。
少し狭い空間ではあったけど、とてもアットホームで愛に溢れた空間だった。
入った瞬間から鼻をかすめる暖かい空気と
「おおーーー!!ちよ!!!」
というグッナイ小形の声に始終顔が緩みまくっていた。
宴の一番最初はサンシ・モンさん。
とっても落ち着く声なのにどこか温かみがあって、じんわり心にしみる。
それでいてまっすぐな歌詞に口角が上がる。
ツボなアーティストさまでした。

2番手はわたくし、おちよ。

実は風が治りきてなくて声の伸びがいつもより弱かったなぁと思うけど、
それ以上に楽しかったし、
音を届けることができたかなと思えているのでいい夜にできたのではないかなぁと思います。

「夜は近いよ、気をつけてね」セットリスト。
1. あまのじゃく。
2. おやすみ English ver(グッドナイト)
3. 星の子供達
4. Journey
5. 笑って。

毎回ライブのセットリストを直前に決めるおちよ。でございますが、
会場に着いた瞬間にきまりました。
こんなこと滅多にないのですが、これはグッナイ小形のおかげでしょう。

今回お客様の中に私のライブ中に絵を描いてらっしゃる方がいて、
「おちよ。さんの曲でイメージが湧いてきて描きやすかったです」
とおっしゃっていただきました。
左上の“Have a sweet dream”という言葉は、
おやすみ English verに出てくる歌詞で、出来上がった絵も素敵で思わず写真を撮らせていただきました。
本当に嬉しくて嬉しくて。
初めてこういった形でレスポンスがあって感動しました。
3番手、法橋ハジメさん。
前日まで北海道札幌でライブをしてそのままいらしてました。
タフだ……。
北海道のお土産にめちゃくちゃ美味しいワインを差し入れしてくださり、
みんなで少しずついただきました。美味しすぎて危ない味だった笑
今回初めてお会いするのですが、法橋ハジメさんは北海道のアーティスト界隈で
お名前を聞いていたのでずっと気になっていたアーティストさまでもありました。
そしていざ本番。
…噂で聞いていた以上に良かった。
レフティーの音も響きと流れるようでいて心に残るメロディーと歌詞。
リズムもとっても心地よかった。
なんだか心臓が少しだけ震えました。
本当にお会いできて、直接音に触れられて良かった。

最後に、グッナイ小形。
始める前から
ワインをラッパ飲みしていて正直心配でした笑
それでも彼の音は変わらず心地よくて、音が生きていて、酔っている揺らぎさえも心地よかった。
毎回彼の音楽を聞くたびに「ちゃんと生きているんだな」って思うんです。
私も生きていて、みんな息をして。
辛いことも悲しいこともあって息が詰まってしまうこともたくさんあるけど、
それでも息を精一杯吸って生きているんだって。

彼が最後に何回も言っていた。
「ライブを見に来て、音楽を聞きに来てくれることこそがアーティストにとっての幸せなんです」
って。涙をこらえながら言ってた。

グッナイ小形の最高の夜に私を選んでくれてありがとう。
生きていることを改めて感じさせてくれてありがとう。
これからもずっと歌い続けることを改めて誓った夜になりました。

そして会場に足を運んでくださった方々本当に素敵な夜をありがとうございました。
また東京にお邪魔した際にお会いしましょう。

感謝です。
それではまた。

おちよ。

P・S
3年ぶりに彼がやっているカフェで作ったパスタを食べましたが、
素晴らしい夜だったことを物語る旨味と、相変わらずなグッナイ小形の性格と、
涙みたいなしょっぱい味がした。
旨かったよ。だけど次はもっとちゃんと美味しいやつ期待しとくな。

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北海道を拠点として全国・世界に向けて音楽活動中。 オーストラリア育ちの"歌う表現者"

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