信じても信じなくてもいい話。

※明日はライブ!!!詳細はLIVEINFOをご覧ください!!※


これは私が、今まで言葉にするまでもないと思っていたことを

ただつらつらと、

口から漏らすように書き記しておこうという気分になったものです。


まぁ。そんな気分になることもあります。人間ですから。

いや、果たして私は本当に人間といわれているような存在なんだろうかとか。

哲学的なことを考えるともうどうしようもなくなるので止めます。


まず、

私はざっくりというと脳に障害があることをご承知いただきたい。

できることは今までの10分の一以下にもなってしまった。

カテゴリーはここでは伏せますが、どんなことが体に起こってしまうのかは

どこかのSNSとかブログか、そこらへんに記録してあるし、

配信に見に来てくれている人には説明してあるので知ってくれている人は多いはず。


しかし、それでも

感覚は人より、いい意味でも悪い意味でも

過敏ではあると物心ついたころには気づいて生きてきました。

ここまで読んで「アホかこいつは」と思った方もいるかもしれないですが。。。


それ以上に

自分が日常から得ている感覚情報は人の何十倍以上のものなんだなと

感じながら生きてきたんです。


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まずは言語から。

常に私はモノや言葉の定義を考えながら日々を過ごしている。


定義に沿って説明するのであれば

私の…

母語(一般に個人が最初に発する言葉)

  =日本語 ※ただし物心がついていないので自身は覚えていない

母国語(自分の国の言語)

  =英語 ※未だに自分はオーストラリア人だというアイデンティティがある

第一言語(最初に習得し、あるいは現在得意とする言語)

  =英語、日本語


自分の中で日本語はいまだに外国語を話しているような感覚がある。

レスポンスが少し遅れたり、会話のテンポが一歩遅れてしまったり

反応できなくなったりするのは

これが原因だと思われる。

先日とある人にこのことを相談したときに


「あー。処理落ちしちゃうんだねぇ」と言われた。


…正直、なぜだかすごく悔しかった。


負けず嫌いの私の性格からしてこの人から

「この人はできないんだな」という線引きをされたように感じた。

きっとこの人からは今やっていること以上のことは求められないんだと思った。

機会はもうもらえないなと思った。


でも私はそんな社会の中で生きている。

自分の力で生きるってこういうことだ。


勘違いしてほしくないのは

今あげた例の人やその他の人を決して批判しているわけではない。

私個人が “その人からの『言葉や行動』に対して感じた感想や感情” なだけであって

その人に対しては何も感じていない。


でもこの感情や感想をどうやって自分の中で処理すればいいかわからない。

それが一番の自分の中での問題だと思っている段階。

まだまだ発展途上である。


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さて。

次に、聴覚に関して。

私は基本的に『聴覚過敏』なんだと、思っていた。

音楽をやっている身でありながら、ライブ会場に長時間いることが辛い。

それに突然の大きな音に対応できず

体が動かなくなったり頭が真っ白になったり

呼吸ができなくなったり頭や全身に激痛が走ることもあったし

実際にそうだと判断できる要素は十分にあった。

でも耳鼻科に行くと左耳は特に聴力が低く『難聴』だと診断された。


ここで疑問が残る。

果たして本当に「聴力」だけのことなのだろうかと。


でも何となくふと

Synesthesia(共感覚)

という言葉を目にした。


そしてその単語を見た数日後に、

ファンの方から、

「おちよ。ちゃんは音に色や味を感じるのかな?」

と聞かれた。


何かの偶然なんだろうと思ったが、

今日、正直体調は良くないが自分の体を使って人体実験をしてみた。


体調がよくない時が一番顕著に反応を感じることができるからだ。


初めに、

ノイズミュージックやホラー映画に使用される音を

目隠しをしながら聞いた。

そうすると、

背骨の神経を逆なでされるような感覚とともに

靑のような、白のような、深緑のような、色と光が目隠しをしている暗闇の中で見えた。

それぞれの音で見えたものは違うが、どれもほとんど同じようなものが見えた。


次に、

アイドル育成ゲームに使用されている楽曲を同じ条件で聞いてみた。

結果は

首の力が自然と緩み、心臓の音に合わせて体が震え

黄色のような、銀のような、ベージュのような、光がパっ、パっ、と

不規則に見えた。


そして、

Youtubeで再生回数が十数回しかない学生バンドの初ステージのような

動画を目隠しをして聞いた。


そうすると、

ギターかベースか、アンプからのかすかなホワイトノイズと

「それはディストーションのエフェクターからではなく完全にハウリングの音!!」

といえる音が鳴った瞬間に

両耳に激痛が走り、脳天を内側から殴られたような衝撃と

全身に電気が走ったような感覚になった。


…これで結論が出たと思った。

言うまでもなく、私は色や光を

音から感じている。


また、言葉も『音』である。


なんとなく自分が過剰に感じてしまうこれらの理由がわかって

少し安心した。


これとこれからどう向き合っていくのかを考えたとき

思いついたのが

『ライブのセトリの最初は即興をしてみよう』

ということだった。


もう二度と表現できない、

ライブの最初の自分の感情や見えたもの、感じているもの

をなるべく自分の力量で表現しようと思ったこの頃なのです。


とりあえず

今後どう生きていったらよいかを模索しているおちよ。の行く末を

皆さんで見守ってほしいという気持ちです。


つたない文章ですがここまで読んでくださりありがとうございました。


毎日のおちよ。の状態や世界中のおちよ。のファンの状況、

写真などを見て海外旅行をしている気分に少しなれるサーバーはこちらです。

Twitterやインスタでは見せられない、

おちよ。が見られるかもですね。


私は私を大切にしてくださる人を大切にしたい。

大切な人たちが今日も幸せで平和な毎日を過ごしておりますように。

OCHIYO's Official Homepage

北海道を拠点として全国・世界に向けて音楽活動中。 オーストラリア育ちの"歌う表現者" おちよ。

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